多くの皆様のご参加を賜り、盛会裏に開催することができました。深く感謝を申し上げます。
今回は「元気だそう!おおさか」をテーマに下記プログラムでのセミナーでした。

- テーマ「元気だそう!おおさか」
- □ どうなるこれからの政局
- 参議院選 与野党逆転
- 新テロ対策特措法案
- □ 元気だそう大阪
- 大阪は元気になったか
- 大阪の夢づくりプロジェクト
- 大阪を元気にするための政治の課題

平成19年12月11日

私が所属する内閣委員会の視察で、科学技術政策に関する実情調査のため、「宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センター」(つくば市)を訪れました。
JAXAは、平成15年10月に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)が一つとなり、日本で唯一の宇宙航空開発、研究を行っている機関です。
そして、筑波宇宙センターは、人工衛星やロケットなど将来の宇宙機の研究開発や開発試験、そして打ち上げた人工衛星を追跡管制するわが国のネットワークの拠点として重要な役割を担っており、国際宇宙ステーション計画に向けた「きぼう」日本実験棟の開発や試験、宇宙飛行士の養成なども行っています。
同センターの中に入ると、私の地元である東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)が開発を手がけている人工衛星「まいど1号」の模型が展示してありました。SOHLAは、平成14年12月に、小型人工衛星の開発を目指して設立された製造業の協同組合で、現在、参加企業は東大阪だけにとどまらず、大阪府下全域に拡大しています。そして、まいど1号は、50センチ角の立方体で重さ約50キロ。宇宙から雷雲の発生を予測したり、安価な衛星技術を検証したりする予定です。温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT(ゴーサット)」をH2Aロケットで打ち上げる際、すき間に積み込むもので、費用は無料です。
中小企業の活性化や次代の若者を育成することを目的とした人工衛星開発プロジェクトは、東大阪を中心としたものづくり中小企業の技術力を結集し、大阪府立大学などとの産学官連携のもと、来年中の人工衛星打ち上げを目指して、開発が進行しているところです。
「不況に苦しむ関西を活気付け、若い世代へものづくりを継承したい」という町工場の夢から始まった人工衛星打ち上げ計画は、いま、実現に向けて着実に加速しています。その夢が1日でも早く実現できるよう、私も協力して参りたいと思います。
参議院議員 北川イッセイ
IPUは、直訳すると「世界列国会議」と訳されているが、世界の147カ国の国会議員が参加する「国際会議」で、100年近い歴史がある。私は2007年10月8日〜10日までの3日間ジュネーブで開催されたIPU会議の「国連委員会」に出席することができた。私に取っては初めての「国際会議」で、見るもの聞くこと全てが新鮮で、何か視野が広くなったようで、良い経験をさせてもらった。
IPU「国連委員会」は、今回はじめて開催されることになったのだが、その主旨は一口に言って「国連の機能強化」と言うことであります。今や「国連」は国際的には最重要で、最も影響力のある国際機関であるが、その事務局長以下委員やスタッフは「大衆による選挙で選ばれた人達ではない」と言うことについて問題提起する向きもあるのだ。
一方IPU会議は、世界の国会議員がメンバーでありますから、まさしく「大衆の代表」と言うことができる。そこで、前回のIPUバリ大会で、国連からの要請を受けて決定されたものであった。IPUとしても、活動や討議がより具体的に展開できると言うメリットがあったのではないだろうか。今回の連携によって「国連」を「議会」に近付けた事は、政策のグローバル化が進む中で、今後大きな効果となって実を結ぶであろうと感じました。
もう一つ、スイス・ジュネーブについて感銘を受けたことは、国連をはじめ IPU・ILO・WTO・福祉組織・平和組織・環境団体・等世界の国際機関が、主要なものだけでも25機関もの本部が集中しているとのことであった。この事は、スイス国家が、<平和と中立>を建国の理念として貫いて来たことによって、世界の人びとが注目し、存在感を保ち続けた結果だと思った。毎日のように、多種多様な国際会議が行われているとのこと、今回のIPU国連委員会も、両本部がジュネーブに存在していた事が幸いして、そのドッキングが成功したものと思います。我が国も「環境」と「平和」等、グローバルな課題について、世界の拠点としての地位を築きたいものだと痛切に感じた。
この会議の2日目に、<国連のミレミアム目標8項目>が議題になり、特にHIV感染症・エイズなどの環境衛生の問題について発言する機会があった。
私が発言した内容は次の通りです。
- 国連に関する委員会での発言2007年10月9日(火)
-
議長、発言の機会をいただきありがとうございます。私は、日本代表団の北川イッセイでございます。
まず、本委員会において大変貴重なご報告をされたセシル・モリニエ氏に対し、心から感謝の意と敬意を表します。
さて、改めてミレニアム開発目標(MDGs)の8項目(※)を見直しますと、感染症の蔓延防止など保健関連の目標が3項目を占める点からも分かりますように、私は途上国が抱える最大の問題は生命への脅威であると考えております。
とりわけHIV/エイズの感染拡大は非常に深刻であり、感染者数は2006年末時点で約4,000万人もの規模に達し、死亡者数の7割以上が依然としてサハラ以南のアフリカに集中しております。この地域では、平均余命の短縮や死亡率の上昇に歯止めが掛からない国も散見され、生産年齢人口の減少による大きな経済的損失、社会の崩壊、政治的不安定などの諸問題を引き起こしております。
このように、途上国における保健問題は、開発を達成する上で大きな阻害要因となります。開発の議論は、建設投資など「前向き」の話ばかりが注目されがちですが、ここでは「後退」を食い止めるという側面に今一度焦点を当て、基礎的な保健医療の充実が持続可能な開発の前提条件である点を私達は再認識する必要があるのではないでしょうか。例えば、ODAその他途上国に対する支援についても、建設投資に対する何%は保健・衛生の支援であってほしいといった指針をつくるべきであります。
私ども日本は、2005年に「保健と開発」に関するイニシアティブを策定するなど、感染症対策を始めとする保健医療分野への支援に積極的に取り組んでおります。特に、HIV/エイズに関しては、検査キットの提供や抗ウイルス薬の普及促進、感染リスクを低下させるための予防啓発活動などを以前から実施して参りました。これまで日本が支援を行ってきたアフリカやアジアの幾つかの国において改善の兆しが見られることを大変嬉しく存じます。
さらに、もう一点水の問題についても発言したいと思います。感染症予防という観点からは、このような直接的な施策だけでなく、安全な水の確保といった衛生面からの間接的なアプローチも欠かすことができません。かく言う日本も、戦後間もない頃は上水道普及率が30%を下回り、汚水を飲料水として使用していたために感染症が蔓延したこともございましたが、その後上水道の整備に伴い汚水による感染症は激減いたしました。この例からも分かりますように、安全な水なくして保健医療の水準向上は有り得ません。未だに世界の6人に1人は安全な水が手に入らない上に、途上国では汚水による下痢症が乳幼児の死亡を招いている現状に照らしますと、衛生環境の改善は待ったなしでございます。
最後に、国連活動に目を向けますと、私ども日本は、HIV/エイズ対策の強化はもちろん、2008年を「国際衛生年」と定める決議を推進するなど、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けて当該分野で主導的役割を果たして参りました。こうした取組をより一層後押しするためには、国際世論の高まりが不可欠でございます。IPU議員の皆様におかれましては、各国議会で保健・衛生問題の重要性を積極的に取り挙げて頂けるよう強く希望することを申し上げ、私の発言を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
※ミレニアム開発目標(MDGs)8項目
@貧困・飢餓の撲滅 A初等教育の完全普及 B女性の地位向上 C乳幼児死亡率の削減D妊産婦の健康の改善 EHIV/エイズ等の蔓延防止 F環境の持続可能性確保G開発のためのグローバル・パートナーシップ
多くの皆様のご参加を賜り、盛会裏に開催することができました。深く感謝を申し上げます。
今回は「日本の外交と防衛」をテーマに下記プログラムでのセミナーでした。
また、この日は、朝日新聞社から「参議院議員の仕事」を取材したい旨の要請があり、記者が議員と行動を共にした一日でした。
その記事が7月11日付朝刊に掲載されました。下段に掲載させていただきます。
次回は、10月28日(日)ナンバプレイス7にて開催致します。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

- テーマ「日本の外交と防衛」
- □ 米国との関係
- □ 集団的自衛権
- □ 日本の国家戦略

「朝日新聞」平成19年7月11日(水)朝刊掲載記事
(クリックすると拡大画像が表示されます)
平成19年5月14日(月)から15日(火)の2日間、参議院外交防衛委員会は「駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案」の審査にあたり、米軍再編問題の状況を調査するため、沖縄県への現地視察及び県知事等との意見交換を行いました。
意見交換での発言要旨は以下のとおりです。
会談メモ
(19,5,14)
名護市長 島袋吉和 氏
- 日米安保は日本の安全の為に絶対必要
- 米軍再編は「米軍の抑止力を維持しつつ地元負担を軽減する事」を達成するのが目的
- しかし、示されている「政府案」をそのまま受け入れたわけではない
- 18,4,7の基本合意(V字案)第三項「継続的に協議する」に注目して欲しい
- (「この合意を元に」協議すると言う事であって、場所形態は確定していると理解している)
- その代案として「名護市試案」を作成している
- 試案によれば、出来る限り沖合へずらして欲しい
- 島に掛かってもかまわない、南東へ100b程度、当初の計画は沖合2.2キロb
- 政府案を完全に認めていないが、「再編交付金」の関係はどうなるのか、気になる
恩納村長 志喜屋文康 氏
- キャンプ・ハンセン 地区3町村(金武・宜野座・恩納)が足並みを揃えている
- キャンプ・ハンセンを陸上自衛隊のヘリポートや米軍補給倉庫等として共同使用される
- それによってどうなるのか気になるところだが、
- 我々としての問題は
- 大学院大学への支援・観光リゾートの開発・再編交付金の使いかって・等である
東村長 伊集盛久 氏
- 今年4月に就任、北へ約15キロに位置している
- 一連の再編は普天間と関連が深い
- 住民の意思が大切だ、自治体の財政とも関連している
- 8年12月SACOにより北部訓練所が設置された
- ヘリの騒音が大きいので、新たにつくるヘリポートについては2キロほど奥へ(ヘリの訓練所の方へ)ずらして欲しい → (約半分の地域を返還すべく手続きを進めている)
(19,5,15)
沖縄県知事 仲井眞弘多 氏
- H8年の沖合2.2キロをH14年に突然破棄L字案になった
- 政府案よりも100b沖に出して欲しい(騒音軽減の為)「合意と補助金」の関係
- 移設まで普天間の危険性除去はどうする、テクニカルな問題として考慮すべき
- 【派遣委員報告】
-
(5月17日(木)外交防衛委員会、自民党・小泉昭男委員より)
委員派遣について御報告を申し上げます。
本委員会の田浦委員長、柳田理事、北川委員、関口委員、喜納委員、白委員、遠山委員、緒方委員及び私、小泉の9名は、去る5月14日及び15日の2日間、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案の審査に資するため、沖縄県に派遣され、沖縄県知事、名護市長、東村長及び恩納村長と意見交換を行ったほか、キャンプ・シュワブ及び普天間飛行場の視察を行いました。
以下に概要を御報告いたします。
第1日目は、名護市に赴きまして、島袋名護市長、伊集東村長及び志喜屋恩納村長と意見交換を行いました。
まず、島袋名護市長からは、「日米安全保障体制は現在の日本にとって必要な体制であり、その負担は国民が等しく負担すべきものである。再編交付金等再編を受け入れる地域に対する支援は、地元の望む支援を行うよう議論して頂きたい。再編交付金が再編を受け入れた段階で支給されることに懸念している。普天間飛行場代替施設に関する『V字案を基本として可能な限り沖合に寄せる』という名護市の提案は、昨年4月の防衛庁との基本合意書の趣旨に沿ったものであり正当な主張である。将来にわたって代替施設と向き合う地元に対し、安全性の向上や航空機騒音の軽減等住民生活へ影響を及ぼさない施設とするよう配慮するべきである。政府においては、名護市及び地元の意向、普天間飛行場移設に係る経緯等を踏まえ、誠意をもって対応して頂きたい。」との趣旨の意見が述べられました。
次に、伊集東村長からは、「東村は、普天間代替施設との関連では隣接市町村である。再編に関わる多くの問題が出てくると思う。東村の財政は厳しく、財政力に乏しいが、今後検討し協力するところは協力していきたい。東村には北部訓練場があり、SACO合意によりその過半が返還されることになっている。北部訓練場にはヘリの練習場があり、集落上空の進入ルートや早朝・夜間の民間地周辺の騒音問題について検討をしてほしい。」との趣旨の意見が述べられました。
最後に、志喜屋恩納村長からは、「恩納村にはキャンプ・ハンセンが所在し、金武町及び宜野座村にもまたがっており、三町村は足並みを揃えて対応したい。再編関連としては陸上自衛隊による共同使用問題があるが、どのような影響が出るかなど詳細は承知していない。再編交付金については大きな意義を持つと考えており、今回の再編に伴い、沖縄県全体の振興等について、国、県、他の市町村等と話合いをしていきたい。」との趣旨の意見が述べられました。
これらの意見に対し、派遣委員から、防衛省の騒音調査、環境アセスに対する地元自治体の認識、名護市試案の普天間飛行場移設協議会における取扱い、代替施設建設による騒音問題と漁業等に対する具体的影響、再編交付金に対する地元自治体の考え方、米側と地元自治体・住民との関係等について質問がなされるなど熱心な議論が行われました。
第二日目は、米海兵隊の普天間飛行場代替施設の建設予定地であるキャンプ・シュワブ及び普天間飛行場を視察した後、沖縄県庁において仲井眞沖縄県知事等と意見交換を行いました。
まず、キャンプ・シュワブでは、普天間飛行場代替施設の建設予定地である辺野古崎の視察を行い、那覇防衛施設局から建設予定地の概況、騒音の影響を受ける地域、建設予定地周辺の海域調査、概略工程等について概要説明を聴取しました。
次に、普天間飛行場では、米海兵隊基地司令部より、同飛行場の役割、任務、所属部隊等について概要説明を聴取した後、派遣委員より、沖縄国際大学への海兵隊ヘリ落下事件に対する改善措置、普天間飛行場代替施設に対する米海兵隊の認識、米新型輸送機オスプレーの配備予定の有無等について質問が行われました。その後、同飛行場施設の視察を行いました。
最後に、沖縄県庁では、仲井眞知事から、「米軍基地が我が国及び東アジアの平和と安定の維持に重要な役割を果たし、沖縄がその根幹を担ってきたと認識している。日米安全保障体制が安定的に維持されるため、県として、県民の過重な基地負担の軽減に取り組んでおり、また、日米地位協定の抜本的な見直し及び米軍基地の運用に伴う事件・事故の防止等を日米両政府に強く求めている。普天間飛行場移設問題に関しては、同飛行場の危険性の除去と騒音の軽減を政府に求めているところであり、地元名護市からは移設について可能な限り沖合に寄せてもらいたいとの要望もある。移設問題が早期に進展することを期待している。」との趣旨の意見が述べられました。
これらの意見に対し、派遣委員から、沖縄県の振興等今後の在り方、普天間代替施設建設に関する地元との合意と環境面への配慮、仲井眞知事の主張する三年目途の閉鎖状態、政府案及び名護市試案に対する認識、防衛省の代替施設建設予定地周辺の海域調査、地元と防衛省との調整の状況、代替施設建設における今後の県と国との協議の見通し等について質問等が行われました。
・・・(略)・・・
以上が今回の派遣の概要であります。
5月8日(火)PM12:00より総理大臣官邸において開催された大臣政務官会議(※)で防衛省関連業務の状況説明を行いました。
その内容は、「在日米軍の再編」について並びに「自衛隊が取り組んでいる国際平和協力活動」についてであります。
(※)大臣政務官会議:内閣官房副長官が主催する各省庁大臣政務官による政策会議
- 「在日米軍の再編」について
-
国会に提案されている法案名は【駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案】であるが、これは昨年5月に日米安全保障協議委員会(いわゆる「2+2(ツー・プラス・ツー)(※)」)で合意された在日米軍の再編を実現するための法案です。
在日米軍の再編は、日米安全保障条約よる米軍の抑止力は保ちつつ、米軍基地が集中する沖縄県を始めとする基地が所在することによる危険性や騒音等の地元負担を軽減しようとするものです。
法案の内容は、第一に、在日米軍の再編により負担の増加を受け入れる市町村に対して交付金を交付します(平成19年度予算において約51億円を計上)。特に負担の大きな市町村を含む地域には、道路・港湾等を整備する際の国の負担割合の特例を設けること等により、当該地域の振興を図ります。
第二に、在沖海兵隊のグアム移転(海兵隊員約8,000名及びその家族約9,000名)を促進するために必要な施設整備のための資金の出資、貸付け等を国際協力銀行が行うことができるように措置します。この際、民間活力の導入により、我が国の財政支出をできる限り縮減するために努めます。
第三に、駐留軍労働者に対する技能教育訓練を実施する等、駐留労働者に係る措置を定めます、といったものです。
(※)「2+2(ツー・プラス・ツー)」:日米安全保障協議委員会。日本側から外務大臣と防衛大臣、米側から国務長官と国防長官が出席。
- 「自衛隊が取り組んでいる国際平和協力活動」について
-
こちらの図のとおりです。

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私は、平成19年4月30日から5月5日までの6日間、今年後半EU(*1)の議長国を行うポルトガルとスペインを訪問し、防衛に関する会談を行いました。
防衛分野では両国とも初めての政治レベルでの訪問であり、話が弾み予定された時間を大幅に超えてしまう場面もあるなど、終始歓迎ムードに包まれたなか、平和維持に向けた協力関係の強化に微力ながら貢献できたと思っております。
- ポルトガル・ゴメス国防副大臣との会談 (5月2日)
-
1.地域情勢について
当方より、北朝鮮の核。ミサイル問題や拉致問題の解決における国際社会の取組みの重要性とEUの対中武器禁輸措置(*2)の解除には反対との考えを説明しました。
先方より、EUも北朝鮮の核放棄や拉致問題の解決のために協力している旨の説明がありましたが、対中武器禁輸措置解除については日本の考え方に留意するが、EU内で結論を出して、それに従うことにはなるが、今話のあった軍事費の透明性の向上や地域の均衡、中台関係に注目する必要がある旨発言がありました。
また、先方より、バルカン半島や北アフリカ・中東情勢への関心と欧露関係について説明があり、日本をはじめ、多くの国が参加して平和を追求するとの考えを共有し協力した旨発言がありました。
2.防衛政策・防衛交流について
当方より、憲法の枠内で国政平和協力活動に努力している旨を説明しました。
先方より、7月からのEU議長国として、軍備充実、軍民協力、国際機構・域外国との協力や地中海安定に向けたアフリカ諸国との対話等、優先課題の説明がありました。
- スペイン・アロンソ国防大臣への表敬 (5月3日)
-
1.防衛政策について
当方より、防衛庁から防衛省への移行や国際平和協力活動の本来任務化等について説明しました。
先方より、スペインの防衛政策は日本のものと似ており、日本が主張する国連安保理改革を積極的に進めるべきとの発言がありました。
2.地域情勢について
当方より、EUの対中武器禁輸措置の解除には反対であり、慎重な対応への期待を表明しましたところ、先方より、当該問題についてはEUとして判断・決定される問題との発言がありました。
- スペイン・クエスタ防衛政策担当次官との会談 (5月3日)
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1.EUの防衛政策について
先方より、スペインの防衛政策と関係の深いEUの安全・防衛政策について説明がありました。
2.東アジア地域の情勢について
当方より、EUの対中武器禁輸措置の解除への反対と北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致を含めた諸懸案の解決を国際社会の支援を得て進めていきたい旨を発言しました。
先方より、対中武器禁輸解除措置問題についてはEUの枠内での規制を考えているが、中国には軍民両用物品も輸出しておらず、今後もEUの枠内で規制を続けたいとの発言がありました。また、六者会合を歓迎し、北朝鮮との関係が薄いものの、できることがあれが協力していきたいとの発言がありました。
3.防衛交流について
先方より、防衛庁の省への移行等、両国の防衛分野での交流強化の機が熟した、今後もこうした機会を設けて引き続き定期的な協議を実施したい旨の発言がありました。
当方より、互いに親しみを感じ合い基本的な価値観を共有する両国が定期的協議や艦艇の相互訪問を行い、友好関係を深化されることは有益である旨発言しました。
(*1) EU (European Union) : 欧州連合。本部はベルギーのブリュッセル。現在27カ国が加盟しています。
(*2) 対中武器禁輸措置 : EUは、中国の天安門事件を契機として、人権の観点から中国への武器禁輸禁止措置を1989年(平成元年)からとっていますが、仏・独を中心に対中武器禁輸措置を解除する動きが出てきました。これに対して日本と米国が反対し、EUへ再考を働きかけています。

























































